グローバル調査により69%のユーザーは閲覧中のコンテンツと
文脈的に関連する広告に関心を示す可能性が高いことが明らかになりました。

 

2020年9月3日、東京デジタルメディア測定、データおよび分析のソフトウェアプラットフォーム大手のDoubleVerify(以下、DV)は、カスタムコンテクスチュアルターゲティングのβ版ローンチを発表しました。 

本機能により、広告主はキャンペーンでコンテクスチュアルターゲティングができるようになるほか、ヨーロッパでのEU一般データ保護規則(GDPR:General Data Protection Regulation)やカリフォルニア州消費者プライバシー法(CCPA:California Consumer Privacy Act )といったグローバルにおけるプライバシー保護の枠組みを遵守することができます。また、ChromeやSafariなどブラウザでのCookie廃止措置をうけて、Cookieトラッキングではなく、カスタムコンテクスチュアルターゲティングによるユーザーの興味や意図に基づく効果的なオーディエンスターゲティングを実現することで、マーケターのニーズに応えます。

「ポストCookie時代におけるメディアパフォーマンスの向上は、当社にとって引き続き最重要課題です。」とDoubleVerify CEOのマーク・ザゴルスキー氏は述べています。「DVは2020年のはじめにAuthentic Performance™をローンチしました。これは、キャンペーンのパフォーマンスを向上させるため、広告表現による反応からユーザーエンゲージメントの主要な指標に至るまで、広範囲の予測データをリアルタイムに提供する市場初のソリューションです。現在、カスタムコンテクスチュアルターゲティングで、キャンペーンの関連性の大幅改善とユーザーのプライバシー対策に広告主が対応できるよう設計された高性能なソリューションを追加しています。」

DV独自のコンテクスチュアルターゲティングセグメントで、閲覧中のコンテンツの関連性に基づいてユーザーにリーチできるようになり、キャンペーンのパフォーマンスが改善されます。カスタムコンテクスチュアルターゲティングのもう1つの大きな利点は、複数の買付プラットフォームやキャンペーンにおけるコンテクスチュアルコントロールの設定およびメンテナンスに伴う管理時間や複雑さを削減できることです。カスタムコンテクスチュアルターゲティングの設定は当社のサービスおよび分析の統合プラットフォームであるDV Pinnacle®で一元管理されており、このプラットフォームを介してパートナーのDSPに同時に反映されます。

ユーザーは文脈的に関連している広告をより受け入れている

DVの最新のグローバル調査結果では、コンテクスチュアルターゲティングの影響が強調されています。

  • 69%のユーザーは関連するコンテンツの側に配信された広告に反応する可能性が高い。
  • 44%のユーザーは過去数ヶ月、閲覧したコンテンツの側にある関連広告をみたことにより、新しいブランドを試そうとしたことがある。

 この調査はSapio Research とDoubleVerify共同で2020年5月から6月にかけてオンラインを使って実施されました。フランス(2000人)、ドイツ(2022人)、イギリス(2000人)、スペイン(2000人)の10,025人のユーザーが調査の対象となりました。

「我々のデータはユーザーが広告を受け入れていることを示していますが、大多数(69%)はブランドのオンラインプロモーションがすでに閲覧したことがあるコンテンツに関連しているとき、より好意的であることがわかりました。カスタムコンテクスチュアルターゲティングは、将来に備えた広告エコシステムの必要不可欠なパーツです。」とDoubleVerify チーフプロダクトオフィサーのジャック・スミス氏は断言します。

どのようにDVのカスタムコンテクスチュアルターゲティングが動作するのか

セマンティック技術はカスタムコンテクスチュアルターゲティングの中核となります。オントロジーと機械学習を活用してページレベルでの正確なコンテンツ分類を行い、最も深くて最も正確なカバレッジを保証します。熟練した言語学の専門チームがDVのコンテンツとコンテキストのセマンティック技術を44の言語で微調整します。 

広告主はDV Pinnacle®から、430以上のIABカテゴリはもちろんのこと、季節性カテゴリ、行動カテゴリ、カスタムカテゴリに基づいたターゲティングセグメントを構築できます。セグメントはサイト、アプリ、言語のインクルージョン/エクスクルージョンリスト、そして特定のヘッドラインキーワードリストを含めるよう調節できます。未分類コンテンツを含める機能や、サイトやアプリの例外リストといった高度な設定により、ブランドの幅広いスータビリティ(適合性)制御から特定のサプライソースを除外することで、キャンペーンの規模拡大が可能となります。ページレベルで分類されているコンテンツのみを含めるといった拡張機能は、より正確なターゲティングに役立ちます。

「ユーザー、プラットフォーマー、規制機関のどれもが、これまでのCookieに基づいたターゲティングの枠組みから変革する時であることを示しています。」とスミス氏は説明します。「我々のカスタムコンテクスチュアルターゲティングは、正確さ、透明性、可測性のマーケターのニーズを犠牲にすることなく、まさにこれを実施します。新しいソリューションは、広告主が関連性のあるユーザーに、正しい場所と適切なタイミングでリーチする手助けをすることになるでしょう。」

現在はβ版をご利用いただけます。完全版は年内に公開される予定です。詳細については japan@doubleverify.comにご連絡ください。

 
DoubleVerifyについて

DoubleVerifyはデジタルメディア測定、データおよび分析の大手ソフトウェアプラットフォームです。DVのミッションは、世界最大のブランド、パブリッシャー、デジタル広告プラットフォームのためのデジタル広告の品質と有効性に関する透明性とデータドリブンなインサイトの最も信頼できる情報源になることです。DVの技術基盤は、品質を最大限に向上させるために利用できる一貫性のある公平なデータと分析を広告主に提供し、デジタル広告投資に利益をもたらします。DVは2008年より、より良い業界の構築を支援するデジタル広告のエコシステムに、クラス最高のソリューションを提供することによって、フォーチュン500の数百社がメディア出資から最大の利益を上げることを支援してきました。詳細はwww.doubleverify.comをご覧ください。

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